bookssaveme’s blog

本の魅力を発見

強運の持ち主 瀬尾まいこ

前回読んだ本が思いの外、面白かったと思うと、同じ作家の他の作品も読んでみたくなる。

 

瀬尾まいこさんの「そして、バトンは渡された」

映画化もされて、今ごろになって子供から借りて読んでみた。

思いがけず良い作品に巡り会えたので、「強運の持ち主」も読むことに。

 

う~ん、作中の言葉を借りるなら、「しっくりこない」

私にはしっくりこなかった。

出だし、会社勤めに馴染めず、占い師に転職、あたりは気持ちがよく分かったし、転職先が占い師の設定にひかれた。

1章ごとが電車で読むには短くまとまっているので、読みやすかったけれど、「そして、バトンは渡された」の受けた感銘が高すぎたからか、薄く感じてしまった…。

 

もっと主人公の心の流れが知りたかったのか、自分の中で深く刺さるものが残念ながら私にはなかった…。

 

でも、きっと次に読む作品は別の印象を受けるはず。